つれづれぶろぐ

さぬちゃんの麻酔科医生活

初期研修医向け

点滴ルートを確保するときに失敗するんじゃないかと思わないこと!

病院内で、呼び止められてふと振り返ると、懐かしい顔があった。以前、手術室で一緒に働いたことがある看護師さんだった。今は、外来看護師として働いている。この看護師さんが、唐突に「先生の本に書いてあった、点滴を失敗しないコツはいまでも守っている…

やさしくわかる!麻酔科研修 著者紹介より

「ライフワーク」 麻酔科「讃岐塾」は、いつ、誰が命名したのかは定かではないが、いつの頃からか、そのように呼ばれるようになった。話している内容は同じだが、わかりやすさを追求するために相手にあわせてレベルを変えている。最近は、テレビの影響もあり…

全力ですか?

「全力ですか?」 久しぶりに、「全力」という言葉を聞いた。「全力ですか?」とは、集中治療病棟で抜管前に吸痰をしようとしたときに、リザーバー付きのアンビューバックに流す酸素について、ある看護師さんが発した言葉。「もちろん、全力で!」と答えたら…

ミズチバ撲滅大作戦

現在、「ミズチバ」が通じない麻酔科医はいないだろう。「ミズチバは人災である」と管理人は断言する。ミズチバとはアルチバ(一般名レミフェンタニル)というバイアル瓶に粉の状態で入っている麻酔用の超短時間作用性の麻薬を、生理食塩水に溶解したつもり…

麻酔管理の5B(うるさめバージョン)

以前に麻酔管理の3Aと3Bというのを紹介した。麻酔管理の3要素とは、3Bで表現できる。BP(Blood pressure:血圧、特に平均血圧)、BT(Body temperature:体温)、BIS(BIS値:脳波から導き出される大脳の活動度、鎮静度)である。麻酔管理は、全身麻酔中…

全身麻酔の3要素(3A)と麻酔管理の3B

全身麻酔(Anesthesia)の3要素とは、鎮痛(Analgesia:無痛)、鎮静(Amnesia:健忘)、筋弛緩(Akinesia:不動)と3つのAとして3Aで表すことができる。これは、知っているという方が多いと思う。これとは別に、麻酔管理の3要素とは、3Bで表現できる。BP…

広島からtwitterとUstreamで救急カンファランス配信

本日の19:00からtwitterとUstreamを使って、救急カンファランスを配信していた。後で気づいて拝聴したが、勉強になった。おもしろい試みだと思う。参加していた人々は、画像配信しているのを知っていると緊張感があったのではないかと思う。発表者だけではな…

麻酔科薬剤ノート2010年6月28日の正誤表

麻酔科薬剤ノートの2010年6月28日付の正誤表です。 ■麻酔科薬剤ノート 正誤表(羊土社)

PK/PDことはじめ(1)

薬理学の話かと思えば、研修医にはつまらない(薬理学の先生、すみません)。うまく麻酔をかけることができるようになる手法の話だと興味がわく。吸入麻酔薬を使っていた時代はあまり、PK/PDなど興味がなかった。静脈麻酔薬を使い始めてPK/PDを考えるように…

ひろしま麻酔科研修ネットワーク(hiroshima-masui.net)

ひろしま麻酔科研修ネットワーク(hiroshima-masui.net)を立ち上げました。 実力のある麻酔科専門医を目指したい方。特定の麻酔科医局に入るのがためらわれる方。麻酔科医としてのスキルを磨きたいかた。など 6年間のプログラムが基本ですが,短期間でもご…

死☆BOM ローリー

スミルノフ教授の久々の麻酔ネタが発表されています。スミルノフ先生の麻酔ネタの傾向として、ローリーが登場します。ローリー=麻酔ネタという図式があります。ローリーネタは大好きです。ローリーさんを登場させてください。 ■死☆BOM ローリー元題は、「麻…

第9回麻酔科学ウィンターセミナー

2月6日-8日の3日間の日程で新富良野プリンスホテルで第9回ウィンターセミナーが開催された。スキーのためにそんなところで開催するんでしょ。と思っている方がいるようですが、それはあたっていません。このようなところに合宿していると、否が応でも他の施…

SATチーム員募集中

SATチーム員を大募集中である。今後の麻酔科医は、新しいものにどんどん慣れていく必要がある。「あれは、難しいからいや、これは、めんどくさいからいや」などと言っていては、新世代の麻酔科医にはなれない。そこで、どんな新しい技術やどんな新しい機器が…

【研修医必講】第2回麻酔科エキスパートセミナー in Hiroshima

初期研修医にも後期研修医にも役に立つ話題を扱います。最近、輸液の基本や循環作動薬の使い方を講義することは麻酔科領域では少なくなっていました。そこで、2008年8月29日(金)の第2回麻酔科エキスパートセミナーでは「術中体液管理と循環作動薬エキスパ…

空腹時血糖値100~109mg/dLは「正常高値」

日本糖尿病学会が委員会報告としてホームページに掲載した論文によると,これまで正常域としていた空腹時血糖値110mg/dL未満のうち,100~109mg/dLは「正常高値」とするのが適切だということである。 ■日本糖尿病学会 糖尿病・糖代謝異常に関する診断基準検…

第8回麻酔科学ウインターセミナー報告

第8回麻酔科学ウインターセミナーが、2008年2月8日(金)〜10日(日)に小樽市(朝里川温泉)で開催された。今年は、さっぽろ雪祭りの日程と重なったせいかどうかはわからないが、参加者は多い印象だ。11日(月)が祭日ということもあり、ゆっくりできる感があった…

第9回広島麻酔エキスパートセミナー

昨日は第9回広島麻酔エキスパートセミナーを開催した。今回は、広島以外からも参加枠を設けて広く参加できるようにした。困難軌道のセミナーで実習がメイン。研修医と専門医がともに学べるように工夫してあり、あるいみACLSより麻酔科にとってはおもしろか…

研修医の75%が学術誌論文の統計解析について全く理解できていない

ケアネット.comに「研修医の75%が学術誌論文の統計解析について全く理解できていない」というJAMA誌9月5日号の引用報告が出ている.それほど,驚くべき結果ではないが,日本でも同様ではないかと想像される.自分が研修医の頃を思い出してみれば納得するで…

ACLSヘルスケアプロバイダーコース(G2005)

先週に引き続いて,ACLSヘルスケアプロバイダーコース(G2005)を9/8-9/9と受講した.なんと,後になって気づいたが,本日は救急の日である(9月9日).それはさておき,感想を忘れないうちに書いておきたいと思う. BLSとACLSの違いは”身体で覚える”割合か…

セボフルラン1.5%キャンペーン

”セボフルラン1.5%キャンペーン”というのが始まっているそうだ.ちょっとちょっとである. 電脳麻酔ブログに解説があるが,管理人もフェンタニル,レミフェンタニルを十分併用の状況では1-1.5%でよいと思っている.萩平先生の以前の解説でも1.5%はいらなかっ…

BLSヘルスケアプロバイダーコース(G2005)

本日,AHAのBLSヘルスケアプロバイダーコース(G2005)を受講した.来週はACLSプロバイダーコースを受講する予定である.AHAのG2005を再履修する目的でうけてみた.以前,といっても5年も前にACLSプロバイダーコース(当然AHAではない)をうけていたのだが,…

「英辞郎 on the Web」にスペルチェック機能

スペースアルクでは,無料のオンライン英和・和英辞書「英辞郎 on the Web」にスペルチェック機能やand検索機能などを追加し、β版として公開している.ぜひつかってみてください.

第1回エキスパートセミナー参加御礼

第1回麻酔科エキスパートセミナーの参加者数は19名でした.雨の中,参加いただきましたありがとうございました.遠方から参加するために,土曜日が希望という意見もありましたが,今年度はまず金曜日を基本に行っていきたいと思います.なお,特別セミナーは…

NYHAは「ニーハ」と読む??

患者さんの状態を表現するのに、NYHA分類をカンファレンスで言うことがあります。以前からずっと気になっていたのですが「ニーハ」と読む人がいる。それなに?という発音ですが、最近はこれがまかり通っている。それもそのはず、インターネット上に「NYHAは…

2007年第1回麻酔科後期研修説明会

現在,九州で猛威をふるっている2007年台風4号記事がWikipediaにはすでに書かれている.UpToDateとはこのことである.すごいぞWikipedia. この台風のおかげで,本日,予定されていた湯酒屋「玉の井」はキャンセルされ,麻酔科後期研修説明会はこじんまり広…

LiSA以前

最近の研修医の読む麻酔科の雑誌といえば,LiSA(メディカルサイエンス)である.LiSA以外の日本語の麻酔科学ジャーナルは知らない研修医も多い.まず何かあれば,LiSAなければ成書(教科書)である.しかし,それだけでは,寂しい.PubMedで文献検索をして…

PDAや携帯でPubmed

英文文献の検索にPubmedを利用することは日常になっていると思いますが,モバイルpubmedはいかがでしょうか.手元にあいているPC端末がないときにちょっと検索できます.PalmやWindowsMobileでPubmedを検索できるものが出ています.ご存じでしょうか.ソフト…

第7回麻酔科学ウィンターセミナー盛り上がり中

第7回麻酔科学ウインターセミナーが,現在,ニセコで開催されている.AP通信でも実況中継をしているが,今年もすばらしい内容である.学会では質問できないことでも質問できてしまうのが,このセミナーである.AP通信の先生の講演もすばらしかった.ブログで…

吸入麻酔薬からの覚醒時CO2

吸入麻酔薬の話題が「金沢大学大学院医学系研究科麻酔・蘇生学講座Blog」のイギリスの手術室(2)で取り上げられている.特に興味があるのは,CO2をコントロールできるシステムである.吸入麻酔薬空の覚醒時は吸入麻酔薬を体外に排泄するために,換気量を増…

MACを捨てる(2)

MACを捨てるにはMACについてよく知らなければなりません。そこで、MACはどうやって決めるかご存じですか.諏訪邦夫先生の電子麻酔学教科書の「麻酔深度とMAC(マック)」に出ていますので,ご覧ください. では1MACの2倍の2MACではどうかということになる…

なんちゃってTIVA と アンバランス麻酔

”なんちゃってTIVA”と"TIVA"は、似て非なるもので、全く違うものであることを説明した。TIVAをきちんと行うにはバランス麻酔の概念をきちんと理解して実践することが必要である。バランス麻酔とは鎮痛、鎮静、筋弛緩の3つの要素を個別に調節して全身麻酔を…

日経メディカルCadetto(カデット)

日経メディカルCadetto(カデット)とい若手医師向けの雑誌が発刊されます.日経メディカルオンラインに登録することで医師であれば無料で購読できます.ぜひ,どうぞ.私も登録しました. ← よろしくお願いします.

msanuki.biz

気管挿管を事前学習するサイトがmsanuki.bizです.じっくり見て,練習してから実際の研修にのぞんでください.喉頭鏡の握り方や練習方法も解説しています.挿管人形では絶対に練習できないコツも含まれています. ← よろしくお願いします.

msanuki.biz 麻酔科研修支援サイト

msanuki.biz 麻酔科研修支援サイトを2006年6月から立ち上げています.このサイトは麻酔科研修に役に立つような内容を発信していきます.現時点では,気管挿管の動画,麻酔の術前説明用ビデオを中心とした動画とファイバー挿管の手順などを紹介しています.今…

BMI

BMI(Body Mass Index)の計算方法をご存知だと思います。 BMI=体重(kg)/(身長(m)×身長(m)) BMIの理想体重は22ですので、BMIでも増加率を計算できると思います。たとえばBMI29では、(29-22)/22=0.32で32%増となります。ちなみにJSA麻酔台帳では,肥満は+…

msanuki.bizに術前説明ビデオ登場

msanuki.bizに術前説明ビデオを追加しました。PODCASTでは、フルサイズ(320×240)のものがダウンロードされます。サイト内のリンクをクリックして再生されるQuickTimeは160×120になっています。このビデオは、以前、勤務していた病院で管理人が作成したもの…

msanuki.biz

麻酔科研修支援サイト msanuki.biz を立ち上げました.第一弾として,初期研修医のために気管挿管事前学習のできる動画をupしました.ホームページでもQuickTimeがあれば閲覧可能です.また,iTunesがあればPodcastのアイコンをiTunesのpodcastingにドラッグ…

喉頭鏡素振りとエア挿管のビデオ(videopod)

日本麻酔科学会で発表する予定のビデオサイトのほんの一部です。テストのために掲載してみました。 「気管挿管手技の事前学習サイトの構築」という演題発表後、本格的にインターネットに公開します。 発表は6月1日14:40〜 第13会場です。 下のRSSアイコンをi…

e-regident

医学生・研修医の視点で臨床研修先を検証する初の臨床研修情報サイト e-regident ちょっと、商用の感じですが、利用できるところだけ利用してください。 お役立ち情報は、なかなかいいかも。あとは、ちょっとコマーシャルの匂いを感じます。

Arterial Line挿入ビデオ

電脳麻酔ブログで知ったのですが、Arterial Line挿入ビデオがNew England Journal of Medicine On Lineに出ています。英語ですが、わかりやすく紹介されています。4.Over-the-Wire TechniqueがインサイトーAを使うときのもの、5.Over-the-Needle Techniqueが…