つれづれぶろぐ

さぬちゃんの麻酔科医生活

研修ワンポイント

点滴ルートを確保するときに失敗するんじゃないかと思わないこと!

病院内で、呼び止められてふと振り返ると、懐かしい顔があった。以前、手術室で一緒に働いたことがある看護師さんだった。今は、外来看護師として働いている。この看護師さんが、唐突に「先生の本に書いてあった、点滴を失敗しないコツはいまでも守っている…

学会プレゼンに効く!PowerPointのワザとプレゼン作法

昨年、ono medical naviに寄稿していた「学会プレゼンに効く!PowerPointのワザとプレゼン作法」の紹介をしていないことに気づいたので、忘れないうちにここにリンクしておきたい。7回シリーズで、以下のタイトルで連載していた。 ●第1回 発表スライドの作成…

Dr.讃岐流気管挿管トレーニング

Dr.讃岐流気管挿管トレーニング ビデオ喉頭鏡でラクラク習得! が発行されました。 ビデオ喉頭鏡(McGRATH)と通常の喉頭鏡での気管挿管を行うときのトレーニングについて解説しています。これまでにはないのが、身体の使い方についても詳述しています。ビデ…

全力ですか?

「全力ですか?」 久しぶりに、「全力」という言葉を聞いた。「全力ですか?」とは、集中治療病棟で抜管前に吸痰をしようとしたときに、リザーバー付きのアンビューバックに流す酸素について、ある看護師さんが発した言葉。「もちろん、全力で!」と答えたら…

岡田武史参与協力「最強チームの作り方=体験活動」15分版:文部科学省

岡田武史参与協力「最強チームの作り方=体験活動」15分版:文部科学省 が出ています。 岡ちゃんがかっこいいです。なぜかって。みてください。 ■ >岡田武史参与協力「最強チームの作り方=体験活動」15分版:文部科学省 (Youtube)

AHAのCPRとECCのガイドライン2010

なんと、BLSの手順がA-B-C(気道、呼吸、胸骨圧迫)からC-A-B(胸骨圧迫、気道、呼吸)に変更されている(出生直後の新生児を除く)。成人、小児、乳児でC-A-Bである。次に、胸骨圧迫のテンポが100回/分から100回/分以上に変更されている。胸骨圧迫の重要性…

エコーガイド下中心静脈穿刺

2010年麻酔科エキスパートセミナー in Hiroshimaでもご指導いただいた、徳嶺先生のサイトです。 ■エコーガイド下中心静脈穿刺

3分間砂時計GET

本日、ようやく3分間砂時計をGETした(ちょっと遅い?)。Y社の方曰く「なかなかつかまらなかった」とのことで、管理人に手渡すのが遅れたそうだ。この砂時計、AP通信で9月に話題になっていたものである。SATチームの管理人であるが、こういったアナログ的な…

Failure is not an option

"Failure is not an option"というのは、アポロ13号が月に向かう途中で事故をおこしたため、月着陸を断念し、奇跡の生還を果たしたときに言われた名言である。「失敗というオプションはない」というのは「失敗は許されない」という確固たる信念を謳った名文…

各種デバイスによる気管挿管トレーニング(第5回麻酔科学サマーセミナー)

第5回麻酔科学サマーセミナーで、管理人が司会を担当させていただいた「各種デバイスによる気管挿管トレーニング」では、エアウェイスコープ(AWS)とエアトラック(ATQ)の達人によるレクチャーとハンズオンが行われた。AWSは、ブラードマスターである鈴木…

RE:福井大学での講義

AP通信に「福井大学での講義」という記事が掲載されている。ここに書いてあるとおり、Tsunetan先生の次が、京都大学の瀬川先生、その次が管理人ということで、福井大学に招かれて講義を担当させていただいた。特別講義は、偉い教授を招いてするものだと相場…

研修医の75%が学術誌論文の統計解析について全く理解できていない

ケアネット.comに「研修医の75%が学術誌論文の統計解析について全く理解できていない」というJAMA誌9月5日号の引用報告が出ている.それほど,驚くべき結果ではないが,日本でも同様ではないかと想像される.自分が研修医の頃を思い出してみれば納得するで…

レミフェンタニルの感触(200709)

最近,レミフェンタの使い方がすこしわかってきた.皆さんが困っていることに対して,管理人も困っていたが,これも少し解決しつつある.コツがわかったという感じだ.効能書きどおりにレミフェンタニルを使用しているうちは,どうも具合が悪かったのだが,…

ACLSヘルスケアプロバイダーコース(G2005)

先週に引き続いて,ACLSヘルスケアプロバイダーコース(G2005)を9/8-9/9と受講した.なんと,後になって気づいたが,本日は救急の日である(9月9日).それはさておき,感想を忘れないうちに書いておきたいと思う. BLSとACLSの違いは”身体で覚える”割合か…

セボフルラン1.5%キャンペーン

”セボフルラン1.5%キャンペーン”というのが始まっているそうだ.ちょっとちょっとである. 電脳麻酔ブログに解説があるが,管理人もフェンタニル,レミフェンタニルを十分併用の状況では1-1.5%でよいと思っている.萩平先生の以前の解説でも1.5%はいらなかっ…

BLSヘルスケアプロバイダーコース(G2005)

本日,AHAのBLSヘルスケアプロバイダーコース(G2005)を受講した.来週はACLSプロバイダーコースを受講する予定である.AHAのG2005を再履修する目的でうけてみた.以前,といっても5年も前にACLSプロバイダーコース(当然AHAではない)をうけていたのだが,…

AIRTRAQ

本日から札幌で日本麻酔科学会第54回学術大会が開催されている。管理人も、参加中。AIRWAYスコープの対抗機種、AIRTRAQが展示されている。もうすぐ日本でもMERAが販売するそうである。価格は本体が¥11,000(ディスポーザブル)、カメラが約\120,000(定価)…

PDAや携帯でPubmed

英文文献の検索にPubmedを利用することは日常になっていると思いますが,モバイルpubmedはいかがでしょうか.手元にあいているPC端末がないときにちょっと検索できます.PalmやWindowsMobileでPubmedを検索できるものが出ています.ご存じでしょうか.ソフト…

IT理論

第7回麻酔科学ウィンターセミナーでの,内田先生の講義の中で知ったのだが,「IT理論」というのがある.ITというのはInformationTechnologyではなく,Impression Timesである.IT理論というのは学んだことを脳に定着させるための理論である.つまり,印象(I…

吸入麻酔薬からの覚醒時CO2

吸入麻酔薬の話題が「金沢大学大学院医学系研究科麻酔・蘇生学講座Blog」のイギリスの手術室(2)で取り上げられている.特に興味があるのは,CO2をコントロールできるシステムである.吸入麻酔薬空の覚醒時は吸入麻酔薬を体外に排泄するために,換気量を増…

MACを捨てる(2)

MACを捨てるにはMACについてよく知らなければなりません。そこで、MACはどうやって決めるかご存じですか.諏訪邦夫先生の電子麻酔学教科書の「麻酔深度とMAC(マック)」に出ていますので,ご覧ください. では1MACの2倍の2MACではどうかということになる…

Virtual Anesthesia Machine

2年前にmsanuki.orgでも紹介したフロリダ大学のサイトに「Virtual Anesthesia Machine」がある.初めの頃は,Virtual Anesthesia Machine (VAM) Simulationぐらいしかなかったのだが,最近では静脈麻酔や筋弛緩薬のシミュレーションまで登場してきた.来年以…

Anesthesia Now

Anesthesia Nowという麻酔科の情報サイトがある(オルガノン提供)。 日本の麻酔薬の会社が出している情報誌はAnesthesia Today。名前が似ている。 人気ブログランキングへ

Context-Sensitive Decrement Time(CSDT)

1週間ほど前Context-Sensitive Half Time (CSHT)に関する記事を掲載しましたが、麻酔ディスカッションリストで、ちょっと誤解されてしまいましたので、もう少し汎用的な指標について書いておきます。 Context-Sensitive Decrement Time(CSDT)という概念で…

Context-Sensitive Half-Time

Context-Sensitive Half-Time (CSHT)とは、ある薬物を一定の血漿濃度を維持するために持続静注した時、投与中止後血漿濃度が50%に減少するのに必要な時間である。教科書に, こんな図 が書かれているのを見たことはありませんか。フェンタニルが大変なくせ者…

なんちゃってTIVA と アンバランス麻酔

”なんちゃってTIVA”と"TIVA"は、似て非なるもので、全く違うものであることを説明した。TIVAをきちんと行うにはバランス麻酔の概念をきちんと理解して実践することが必要である。バランス麻酔とは鎮痛、鎮静、筋弛緩の3つの要素を個別に調節して全身麻酔を…

日経メディカルCadetto(カデット)

日経メディカルCadetto(カデット)とい若手医師向けの雑誌が発刊されます.日経メディカルオンラインに登録することで医師であれば無料で購読できます.ぜひ,どうぞ.私も登録しました. ← よろしくお願いします.

msanuki.biz 麻酔科研修支援サイト

msanuki.biz 麻酔科研修支援サイトを2006年6月から立ち上げています.このサイトは麻酔科研修に役に立つような内容を発信していきます.現時点では,気管挿管の動画,麻酔の術前説明用ビデオを中心とした動画とファイバー挿管の手順などを紹介しています.今…

BMI

BMI(Body Mass Index)の計算方法をご存知だと思います。 BMI=体重(kg)/(身長(m)×身長(m)) BMIの理想体重は22ですので、BMIでも増加率を計算できると思います。たとえばBMI29では、(29-22)/22=0.32で32%増となります。ちなみにJSA麻酔台帳では,肥満は+…

msanuki.bizに術前説明ビデオ登場

msanuki.bizに術前説明ビデオを追加しました。PODCASTでは、フルサイズ(320×240)のものがダウンロードされます。サイト内のリンクをクリックして再生されるQuickTimeは160×120になっています。このビデオは、以前、勤務していた病院で管理人が作成したもの…

msanuki.biz

麻酔科研修支援サイト msanuki.biz を立ち上げました.第一弾として,初期研修医のために気管挿管事前学習のできる動画をupしました.ホームページでもQuickTimeがあれば閲覧可能です.また,iTunesがあればPodcastのアイコンをiTunesのpodcastingにドラッグ…

喉頭鏡素振りとエア挿管のビデオ(videopod)

日本麻酔科学会で発表する予定のビデオサイトのほんの一部です。テストのために掲載してみました。 「気管挿管手技の事前学習サイトの構築」という演題発表後、本格的にインターネットに公開します。 発表は6月1日14:40〜 第13会場です。 下のRSSアイコンをi…

Child-Pugh分類

この4月からの保険改正で全身麻酔での重症患者についての定義があります。保険請求上、やや高額の請求ができます。そのなかで、NYHA分類というのはおそらく市民権を得ていると思いますが、CCS分類やChild-Pugh分類はもう一つです。国家試験直後の先生方には…

Arterial Line挿入ビデオ

電脳麻酔ブログで知ったのですが、Arterial Line挿入ビデオがNew England Journal of Medicine On Lineに出ています。英語ですが、わかりやすく紹介されています。4.Over-the-Wire TechniqueがインサイトーAを使うときのもの、5.Over-the-Needle Techniqueが…

Killipの分類とは?

DPCの評価でKillipの分類というのがあります.いまさらここに書く内容でもないのですが,メモ的に書いておきます. 【Killip分類】 身体所見より心機能を評価する分類 分類 所見 (死亡率) I 心不全なし (6%) II 軽度?中等度心不全、S3(+)、背部下半にral…

CCSの狭心症重症度分類

麻酔科の保険点数がこの4月から変更になります。そのなかの重症患者の定義で聞きなれない分類があります。狭心症のCCS分類です。CCS分類とは以下の通りです。 CCSの狭心症重症度分類 (Canadian Cardiovascular Society,Circulation,'76) 【クラスI】 日常の…

麻酔器仕業点検、麻酔時のモニター、ACLS

麻酔科指導医「麻酔器仕業点検、麻酔時のモニター、ACLSは何のキーワードでしょう?」 研修医A「?」 研修医B「わかりません」 麻酔科認定医「先生(指導医)の得意な分野ですか?」 麻酔科指導医「ほぼ当たりかな」 これは、麻酔科専門医の実技試験のヤマで…

日本臨床麻酔学会第25回大会での卒後初期研修医対象企画

日本臨床麻酔学会第25回大会(大阪)会期中に、以下の研修医向け企画が用意されています。11月18日(金)の午後からと11月19日(土) 午前中です。 大変ためになりますので、是非参加してください。おすすめです。申込みが必要ですから、それぞれのセミナー…

LiSA2005/10[麻酔科医を増やすにはどうすればよいか?]

LiSA2005年10月号に徹底座談会「麻酔科医を増やすにはどうすればよいか?」という座談会形式の記事が掲載されています。登場人物は仮名ですので、結構、本音のトークとなっています。麻酔科の教授や部長クラスの先生だけでなく、中堅や若手の先生、研修医1…

TIVA/TCI入門

初期研修医に、TIVAやTCIを教える機会が増えています。特に2年目に選択科目として行う麻酔科研修では、その理論に興味が移ってきています。大変、すばらしいことだと思います。1年目の麻酔研修(必修)時にTCIポンプの使い方やPalmakokinetics(Palmのソフ…