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つれづれぶろぐ

さぬちゃんの麻酔科医生活

捏造はアウト>「週刊現代」の罪

週刊現代」の医療記事が捏造されたモノであると、「週刊文春」が報じている。

週刊現代」に掲載されている取材先からの再取材を「週刊文春」が行い、その事実を検証している。取材先からは、インタビュー記事に関して、掲載前の査読がなかったことから多くの医師が不満を唱えている。かくいう管理人の記事に関しても同様である。インタビュー内容を切り貼りして、専門家の意見とは異なる内容に書き換えられてしまった。しかし、この号の「週刊文春」記事によると、「取材先に事前確認がなかったり、誤りや加筆修正が含まれるコメントを複数掲載している点について」、「週刊現代」は「コメント取材については、もちろんのこと、限られた時間の中で丁寧かつ慎重に行っております」と答えたと書かれている。

 これでは、「週刊現代」記者は全く答えになっていない!お話にならない。

掲載前の事前確認がなかったこと、加筆や修正が必要なコメントを複数?(多数)掲載していることについて真摯に答えていない。

これでは、自分は一生懸命やっている!といっているにすぎない。自己評価を述べている場合ではない。客観的に事実関係を述べるべきである。

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 ちなみに以下が、「週刊文春」に掲載された管理人が「週刊現代」の記事の捏造を暴いているインタビュー記事である。

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これを改めてみて、感じたことがある。医療に関する記事は、明らかに「週刊文春」のほうが、常識的である。自分たちが、医療に関してはプロフェッショナルではないことをきっちり認識しているようだ。掲載前に査読なしに載せたりはしない。事実、この記事が掲載される前にメールで、掲載前原稿の修正依頼が来た。数カ所、意味を取り違えられる可能性があったので修正したら、その通りに掲載された。それが、上記の記事である。

 

さて、これ以降、正確には

msanuki.hatenablog.com

を載せて以来、「週刊現代」はおとなしくなっているかのように見える。少なくとも、麻酔に関する記事に私の名前を掲載していない。名前は載せていないが、今度は無断引用を繰り返してる。明らかに私のコメントとしか思えない文章(このような言い回しは独特で、世界中探しても私しかしないフレーズ類が、至る所に散見される)を、引用先も明示せずに(麻酔科医)という、だれにインタビューしたかわからないように掲載しているのだ。しかも、理解できなかったのか適当に単語を書き替えているため、シロウト丸出しの作文になっている。麻酔科医ならこんな間違いはしないのだ。これも捏造に値する。

gendai.ismedia.jphttp://gendai.ismedia.jp/articles/-/49108

「鎮痛、鎮静、筋弛緩の3つの薬をうまく組み合わせて上手に麻酔をかけ、手 術中、患者さんが痛みを感じず、体を動かさないような状態をつくりだす。しかも同時に、手術後の適切なタイミングで麻酔が覚め、患者さんに吐き気や頭痛と いった副作用が出ないよう、量を調整しなくてはならない。その作業は複雑で、難易度も高い」(麻酔科医)

 

この表現は、明らかに私のものである。ただし、1カ所、シロウトに書き替えられているところがある。「患者さんに吐き気や頭痛と いった副作用」の部分である。「吐き気や頭痛」ではなく、「吐き気やふるえ」である。「吐き気や頭痛」というのは、脳圧亢進症状と勘違いしているフレーズである。麻酔科医ならこのような間違いはしないのである。

 

薄っぺらな聞きかじりで、医療を知っているかのように記事を書く。記事を捏造する。そして、明らかに間違った情報を読者に流布する。挙げ句の果てに、無断引用。これが論文なら、その人の研究生命は終わる。記者生命は、捏造記事では終わらないのだろうか。のんきな家業でうらやましい。

再度、「週刊現代」に抗議する。これが、最後の通告である。