つれづれぶろぐ

さぬちゃんの麻酔科医生活

第3回JB-POT受験記(1)

今年も長崎で開催された日本心臓血管麻酔学会(JSCVA)の翌日(9月18日)にJB-POTが行われました.JSCVAの最終日(9月17日)には台風13号が長崎を直撃し暴風に見舞われるという状況で、翌日のJB-POTの催行が危ぶまれました.暴風雨になったので、事務局に問い合わせると,予定通り行うとのこと.試験委員の強い決意が感じられました.前日夕方から長崎市内には停電しているところもあり,半信半疑で翌日の朝,試験会場に向かいました.試験会場は停電は起こっていなかったのですが,川を挟んで向こう側のブロックは停電しており朝になっても復旧していない様子でした.JB-POTの強運?恐るべし(なんのこっちゃ).飛行機が欠航になったり、JRのダイヤが乱れていたり,高速道路の通行止めなどが試験当日の朝も続いていました.

 試験会場にはいると1階にクロークがあり、そこで貴重品をのぞく荷物をすべて預ける仕組みになっています(以前と同じ).ここでも異様な風景は変わりません.今回は,クロークの前に施設内の喫茶室がありそこのソファーに腰掛けてテキストを読んでいる方々が大勢いました.喫茶室は開店していないのですが,ほとんどすべての席が受験者と思われる方々で占められていました.管理人はちょっと遅く会場に到着したので,その喫茶室のイスに座ることはできず、通路で皆さんに倣ってテキストをぱらぱら読んでみました.しかし,すでに緊張しているのか内容が頭には入りません.さっさとあきらめてクロークに預けることにしました.預けた後になってデジカメで喫茶室に座って勉強している風景を撮影し損なったことを悔やみました。いつもの余裕はないということが、この時わかりました。3回目となるとプレッシャーがかかっていると実感しました。「3度目の正直」と「2度あることは3度ある」というフレーズが頭をぐるぐる回り始めました。落ち着かなければ...

 さて、9:00までに試験会場に入りその後、説明開始。台風の影響で交通に影響あるため、遅れてくる人のことを配慮して、通常はビデオ問題がすんだ後に筆記問題(5択一式)なのですが、始めに9:30〜「科目2」5択一式筆記問題。30分休憩後、「科目1」エコー問題の順になりました。今年はビデオ問題32画像(57問)、筆記問題78問で、いずれもマークシートで答えを一つ選ぶものでした。うーん。やはり難しい。オタク度の高い難問が多い、ことしはビデオ問題も難しい。ビデオを見て手術術式を答えさせるものがいくつかありました。もちろん、麻酔管理で次の処置を選ばせるものもありました。昨年や一昨年より難しいと思ったのは、1問の中で複数の所見を見逃さずに答える組み合わせ物が目立ったということ。30秒間に複数画像が示されて、その各画像をくまなく見逃さないように見ないと答えられない問題が多いと言う印象でした。たしかに、スピードが要求されるのは以前と変わらないのですが、さらに集中力を要求されるものになっていました。

また、似たような問題はありましたが、以前より捻りが加わっており昨年や1昨年と同レベルでは解けない印象です。昨年は筆記問題で出題されていたものが、ビデオ問題として同じようなことを訊く問題がありました。

今回は順番が変更になり始めに筆記をやった後なので、頭がボーッとして集中力が続きませんでした。年なのかなー。

 試験問題は今年も回収されました。問題を覚えておく余裕はありません。ところどころ記憶に残っていますが、再現できません。問題文中の選択枝が長くて覚えられないものばかりです。読者の皆さんごめんなさい。どなたか、選択枝を覚えている方がありましたら連絡ください。

中には、不適当問題もあるのかなと思っています。不適当問題が含まれていれば問題数が少なくなります。例年とビデオ問題は同程度の問題数ですが、筆記問題は例年より8題多いのです。あらかじめ不適当問題になるのを見越して問題数を増やしたのかなー。ちょっと時間がたらなくなり、焦るばかりで最後の方はしんどかったです。

電卓は今年も記念として持ち帰ったので、家には3台のJB-POT記念電卓が並んでいます。結果発表は12週後なので12月中旬以降です。

合格はしそうにありませんが、TOEICと同じと思えば点数と順位は励みなります。TOEICと違うのは問題のレベルが毎回変動するところでしょうか。

希望としては従来の点数や順位だけでなく、年齢別合格率も発表して欲しい思いがあります。周りでは若い人たちばかりが合格していくような気がします。今年も、同年齢以上のおじさんたち(失礼)の受験者が目立ちました。

本日の報告はこれぐらいで.また,続編を書きます.